今年から、これまでの施術に加えて、患者さんの自宅でのセルケアサポートをする呼吸コンディショニングを始めました。
呼吸レッスンの習慣で、呼吸の数が減るとカラダはリラックスする時間が長くなり、痛みのある人は痛みの感じ方が変わってきます。また、息を吐く習慣で開いた肋骨が下がってくると、姿勢が改善すると同時に腕や足の動きも良くなってきます。
今月から呼吸コンディショニングを始めた患者さんは、夜間痛を含む肩の痛みで、腕が挙がらない状況から始めました。過緊張状態の肩関節をゆるめる施術に加えて、呼吸ケアで肋骨を下げ、息を吐きやすいカラダに。
週1回の施術と、自宅での呼吸レッスンやセルフケア、痛みの状態の確認を日々メールでおこなっています。
1週目、徐々に夜間痛の頻度が減り、2週目、少しづつ仕事中の痛みが減り、肩の可動域が広がってきました。3週目、姿勢が徐々に改善していることが画像で確認でき、寝れる時間が増え、昼間の痛みも感じにくくなっています。患者さんの感想として、
『意識して、呼吸をする事により精神が安定したり、体幹や姿勢を意識するようになった』とコメントを頂きました。
マッサージ施術のみと比較すると、痛みの軽減の速さと動きの改善が明らかに違います。患者さんは、痛みが取れることの先に、楽しくスポーツを続けたい!という希望を持って呼吸コンディショニングを始めたので、その目標を少しでも早く叶えられるように、今後も続けていきます。
